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大阪府
鉄道駅間の乗り継ぎ経路の確保と誘導案内の充実
大阪駅周辺での開発にあわせた流動の変化への対応
調査名 大阪駅周辺の鉄道乗換え等の利便性向上に向けた検討調査
取組の概要  JR大阪駅周辺は、7つの鉄道駅で1日に約250万人の鉄道利用者がいる西日本最大のターミナルである。周辺では大規模開発や商業ビルの建替え計画などが進められており、今後、大阪駅周辺における鉄道利用者の歩行者交通が増加し、人の流れが大きく変化することが予測される。このような背景のもと、大阪駅を中心とする鉄道駅と周辺施設とのアクセス等、今後の開発計画に伴う歩行者流動の変化に対応した駅施設や乗換え通路等の整備・改良の方針について検討を行い、鉄道利用者の利便性向上をめざすものである。
取組内容  JR大阪駅周辺には半径300m圏に7つの鉄道駅が存在し、その改札が地下・地上・階上となっており、また、周辺には百貨店をはじめとした商業施設や業務ビルが立ち並び、大規模な地下街が形成されていることから、歩行者動線は地上、地下、デッキで結ばれているが、目的地へのルートが多層的でわかりにくい構造となっている。
 一方、駅周辺では大阪駅北地区(約24ha)の開発やJR大阪駅の改良工事、新駅ビル工事、百貨店の建替え工事などが予定されており、歩行者流動について、JR大阪駅を中心としたターミナル内での乗換え利便性の向上に向け、鉄道施設、乗換え通路など幅広い施設を対象として検討を行った。  
 調査は、開発による発生集中量及びOD交通量を推計し、将来の歩行者ネットワークを設定した。この結果を元に、駅施設や歩行者通路の改良・整備方針を検討した結果、将来の歩行者流動における主な課題箇所として駅周辺で4箇所をとりあげた。
 その対策案としては、基本的に建築物の建替え計画にあわせて整備を進めることとしている。また、案内・誘導に関しては、エリア別にイメージカラーを設定するとともに、通路の柱や壁等に位置番号を設け、駅間の乗換えや移動の円滑化をめざす。
まちづくりへの効果
 阪急百貨店の建替え計画やJR駅ビルの計画等にあわせ、歩行者動線のネットワークの形成の方針について合意形成を図ることができた。今後、平成23年の完成時期をめざし、その実現に向けた協議を関係者間で行っていく。
応募団体名 大阪市
リンク  
部局/担当者名 計画調整局計画部都市計画課/高田
連絡先 TEL : 06-6208-7847
Emailアドレス : ea0006@ii.city.osaka.jp
推薦団体名  
 
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