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本調査は、伊勢志摩地域全体のまちづくりを考えるにあたって、玄関口にあたる鳥羽駅周辺中心市街地をモデルとして取組んだケーススタディである。鳥羽に残る歴史的遺構を価値付けを行うとともに、これらを活用したまちづくりを提案し、今後のまちづくりにきっかけとなるもの、よりどころとなるものの洗い出し。提案では、民間構築物のコントロールや、公共事業などのハード面にとどまらず、住民活動やまちづくりを進めるにあたっての体制といったソフト面も含む、まちづくりに関係する全てのものに対する考え方を示し、官民が一体となって取組んでいくための鳥羽独自のまちづくりに向けた具体的な内容としてまとめた。 |