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芥川は、高槻市を南北に流れる一級河川である。上流には摂津峡で知られる自然のV字渓谷があり市街地にも近く、自然環境を残す貴重な場所として親しまれている。昭和30年代に入り、大阪・京都の中間という立地条件の良さから急速にベットタウン化し、高度経済成長に伴い河川の環境が悪化した。見かねた一部住民による清掃(芥川美化奉仕会)や、下水道の整備・「河川法」改正を経て、環境に対する住民の意識が高まり、「たかつき環境市民会議」等の様々な団体の活動が活発となった。そして平成17年7月7日(川の日)に、市民・市民団体・学識経験者・行政などで組織する「芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク」(愛称:芥川倶楽部)を設立した。 |