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全国都市再生の推進
笑いとふれあいのあるまち明舞
兵庫県
地域居住者アンケ−ト調査によるニ−ズ把握
高齢者を中心とした「たまり場」での様々なプログラム実施
団地全体への展開、多世代共生システム構築にむけての提案
調査名 郊外団地における元気高齢者参加型の多世代共生システムの構築
取組の概要  高度成長期に開発された明舞団地は神戸市垂水区と明石市にまたがるニュ-タウンで、人口の減少や高齢化の進展に伴い、コミュニティ機能の衰退が課題となっている。
 明舞団地は、2004年に内閣府の地域再生計画の認定を受け、団地内の県営住宅においてコミュニティ拠点として目的外使用が認められたところから、県営住宅の1住戸において「共生ステーションめいまい」を高齢者を中心とした「たまり場」として開設。元気な高齢者の参加を得ながら新たな活動へと繋げる。先行モデルによる実践検証をもとに、地域のニーズをの調査を実施、団地全体での展開へ繋げるため、総合的な評価を実施し、団地全体へのシステム提案を行なう。
取組内容
取組み内容は3つのパートに大別し、
 パート1では、明舞団地の地域概要と既存調査分析および居住者とヒアリング調査による課題の整理、居住者アンケ-ト調査によるニーズ把握、住宅等居住者の属性分析、他地区および明舞団地内の類似の事業の実態調査を行なった。
パート2では「共生ステーションめいまい」という場を活用した様々なサービスの提供および日常活動を通して、住民の助け合いのニーズの把握や多世代交流の可能性を分析した。また、住民に広く呼び掛けたイベントを通して住民意識の調査と地域通貨の実験実施を通して住民の助け合いの意識調査と助け合いシステム構築に向けて課題の分析を行なった。
パート3では明舞団地全体を視野入れ、団地全体への展開にむけて、団地住民組織相互および住民組織と外部のNPOとのネットワークづくり、そのための住民中間支援組織の有り方、行政と協働など、実施面での評価と課題整理を行ない、多世代共生システムへの提案を行なった。
本活動終了後、「明舞団地助け合い、地域生活アンケート結果のご報告書」をアンケート調査全戸に配布をおこない、新年度より、調査内容による、助け合い活動が地域住民とともに展開できる方向へと進めていく。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
 「高齢者のたまり場」として「共生ステ−ション」を開設した「ひょうごWAC」は、明舞団地の外部者であることから、地元との関係づくりから始める必要があり、自治会幹部との話し合いを続ける一方、朝のあいさつ運動に参加し共生ステ−ションの認知の努力を続けた。
 共生ステ−ションの利用者は数字的には決して多いとはいえなかったが、要望に応える日常活動を実施して行くことで、確かな手応えを感じるようになり、今回のモデル調査と共に地域における信頼度も高まっている。
 今後は、助け合い地域生活アンケ−トの内容により、助け合い活動のために、有償ボランティア活動での有りかたを準備検討に入ることと、地域での有効人材の発掘により、地域活動を一層広げて行く準備にも入る。
 一方、調査にも記されている高齢生活への不安要素を少しでも解決して行けるように、高齢者生活予防についての相談業務ならびに、それに伴う活動の展開を実施することで、地域住民の期待される効果へと近づけることができる。
応募団体名 特定非営利活動法人ひょうごWAC
リンク
部局/担当者名 担当 入鹿山 松子
連絡先 TEL : 078−574−1730
Emailアドレス : npohyogowac@aol.com
推薦団体名 兵庫県  
共生ステ−ションめいまい『ふれあいの場』
のれんに兵庫国体マスコットを制作
(上:作業風景 左:一般国体用 右:パラリンピック用)
イベント『笑いとふれあいのある明舞』
基調講演『くらしの中のユ−モア』
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