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登録文化財の歴史的建造物や大正から昭和初期にかけての町家が数多く現存する日南市油津地区において、今後増加すると予想される来街者と地区内生活者に配慮した、魅力拠点を巡るための観光交通の誘導手法や駐車場の配置計画を検討した。また、歴史的景観保全のための計画的誘導手法を作成し、地域主体の景観ルール作りへ導くために意見交換会等を開催した。あわせて、当地区のまちづくりにおける核施設となる「油津赤レンガ館」に対し、利活用検討委員会を設立し、保存整備手法や運営体制等の検討も行った。計画策定等においては、行政及びまちづくり市民協議会や地元のまちづくり団体等と幅広く意見交換会を実施した。 |