住民:地区内外の市民有志でまちづくり団体を結成し、町家の良さを伝える催しや、地域コミュニティのつながりを再生させる取り組みを行っている。 また、町内会組織を通じて「まちづくり協定書」を締結し、この協定の運営委員会を中心に、地元住民に町並み保存によるまちづくりを働きかけている。
NPO:市内の設計士らによるNPOは、八女福島の伝統的建築様式と工法について研究し、補助事業による建物の修理・修景の設計監理、施工を担当している。また日常的に建物の維持・管理や景観についての相談に応じている。他に、小学生にベンガラ塗り等の伝統工法を体験させている。 市職員を中心としたNPOは、空き家の町家の保存活用のため、情報収集・発信と売買賃貸借希望者の仲介に力を入れている。他に町家の魅力を伝える活動を行っている。
市:補助事業として、伝統的建築物等の修理・新築修景を年間5棟程度行っている。また、取得した町家等を整備し情報発信および交流の拠点として公開している。他に、景観に配慮した街路灯の付替えや石積み護岸の水路の改修を行っている。 |