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全国都市再生の推進
川を中心とした都城地域の魅力再発見
宮崎県
街づくりと川をうまく連携させながら川の利活用を推進する。
既存の施設を活かし子どもたちに自然や生命の大切さを教える。
子どもから大人まで、川を中心とした自然環境の大切さを学ぶ。
調査名 子どもの川体験から発想するウエルネスシティ支援システム
取組の概要 近年の河川環境の悪化は、現代人の生活が川から離れてしまった結果である。しかし、日本の将来を担う感受性豊かな子供たちに川の自然を体験させ、自然や生命の大切さを学ばせる機会を提供することは、子どもたちの豊かな心を育てるのに重要である。そのため、子供を中心とした環境啓発とまちづくりをうまく連動させ、最終的には住民が自ら考え行動して河川を活かしたまちづくりを進めることに繋げるシステムの構築を検討した。
本調査の対象地域は、宮崎県と鹿児島県にまたがる1市8町で、水の都の都城市を中心に考えた。調査は地元有識者からなる企画検討委員会「がぐれんす探索委員会」を設置し、都城盆地固有の自然を生かした川遊び・川と暮らし・川と歴史文化などについて検討した。
取組内容 都城市「川の駅公園」を情報発信拠点と考え、ここから大淀川左岸側の庄内川コースと右岸側の沖水川コースをモデルコースとして設定した。モデルコースでは、周辺の地域資源を有効に結びつけ、散歩やサイクリングなどを楽しむ水の回廊を構築することを想定した。実際にサイクリングで試走した結果、庄内川コースは上流部に見どころが多く、沖水川コースでは川が身近に感じられる上に見どころが多く充分楽しめるとの結論を得た。
本構想の実現のためには地域住民の協力が不可欠なので地域懇談会を2回、シンポジウムを1回開催した。いずれも計画の内容については賛同を得た。また、貴重な意見も多く寄せられているので、それらを検討しながら、住民が自ら考え行動して河川を活かしたまちづくりを進めることができるように活動を継続させていく。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
平成17年度に、地元の方々や行政と連携して実行委員会を設置し、子供を対象に様々な体験をしてもらう子供教室を「川の駅公園」を拠点に開催する。子供たちの川体験を推進することで、親の世代の地域住民に環境保全への理解を深めてもらう。既存の地域の活動グループとの連携が一部で実現している。今後も川を中心とした環境保全への取り組みの輪を広げていく。
本構想の一環として地域環境大学を開催していく。卒業生が呼び水となって、活動の輪が広がることを期待している。
応募団体名 特定非営利活動法人 大淀川流域ネットワーク
リンク 大淀川流域ネットワーク
http://www.sgcci.jp//net-oyodo/
部局/担当者名 杉尾 哲
連絡先 〒880-0014 宮崎県宮崎市鶴島2-9-6 みやざきNPOハウス 406号室
TEL : 0985-20-2377
Emailアドレス : ooyodogawa@ace.ocn.ne.jp
推薦団体名 都城市
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