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全国都市再生の推進
舟運を活用した中心市街地活性化
鹿児島県
舟運によるアクセス実験の実施
舟運を復活するための方策・基盤整備の検討
舟運復活後の活用の検討
調査名 河川舟運の復活による都市再生調査
取組の概要 都市と島嶼部を含む広域合併市町村とのエコツーリズム、ブルーツーリズム等の観光、商業、農林水産業の協働による都市再生,広域市町村合併による「新市まちづくり」の実践手法を開発することを目的として,「水上タクシーによる九州新幹線・肥薩おれんじ鉄道川内駅へのアクセス実験」により,水陸交通の一体化の実験による都心へのアクセス性の向上の検討と都市再生と協働する甑島の広域観光資源の検証を行った。
取組内容
(1) 一級河川川内川を利用し河口から上流12km地点の河川港と、川内川河口西方40kmの東シナ海に浮かぶ甑列島間に水上タクシーによる住民参加型の社会実験を実施し,舟運と新幹線等の他交通機関とのアクセスを体験してもらい,既存交通アクセスとの比較調査を行った。
(2) 水面の変動する河川港の繋船施設、航路、河川運航ルール等について、構造、形式、水路設定、規則について,関係機関等により構成する委員会により検討を行った。
(3) 河川港と九州新幹線・肥薩おれんじ鉄道川内駅間1kmの交通連携方策及び河川港と鹿児島空港連絡バス等の他の交通機関等との交通結節等について,関係機関等により構成する委員会により検討を行った。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
広域連携強化
川内川河川舟運が「観光」と「島しょ部の生活の足(救急を含む)」の両面での実現の可能性が確認できた。特に、観光については多くの人が可能性を示唆しており、河川舟運が観光振興の大きな軸となりうると考えられる。一方、河川舟運の時間距離の長さ、移動の快適さ、定期的な運航等、多くの問題点・課題も指摘されており、こうした課題を整理し、舟運の実現を推進していく必要がある。
住民参加によるまちづくり
アクセス実験,アンケート調査によって様々な意見を得ることができた。これらの貴重な意見から、市民等の川内川河川舟運の必要性及び実現に対する期待の高さが把握され、また、川内川河川舟運実現に向けた利用者の立場からの問題点・課題が抽出された。今後は、こうした意見を反映させるとともに、住民参加による「川内川を主役としたまちづくり」の一環として官民一体となった機運醸成に努める必要がある。
新しい都市基盤整備のあり方
これまで計画・検討した船着場やアクセスルートは、河川舟運側からの視点で行ったものである。新しい交通手段である河川舟運と他の交通機関との連携、河川舟運と中心商店街活性化との連携等、新たな観点からの都市基盤整備を整理した。
平成22年の九州新幹線全線開業を迎えるにあたり、川内川を利用したレジャー、イベントや高速交通体系と川内川舟運との連携による甑島への交通利便性を活かしつつ、本市への交流人口の増大を図るため、本調査を基にさらに関係機関で検討を進めていく必要がある。
応募団体名 鹿児島県薩摩川内市
リンク http://www.satsumasendai.jp
部局/担当者名 建設部都市計画課都市計画係 加藤
連絡先 TEL : 0996-23-5111
Emailアドレス : m.kato@satsumasendai.jp
推薦団体名  
川内川河川舟運検討委員会 開催状
アクセス実験【川内駅から河川港へ】
アクセス実験【河川港から甑列島へ】
アクセス実験【河川港出発前】
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