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沖縄県
区画整理事業内の未利用地(斜面緑地)の自然緑地としての活用
集約換地街区の高度利用に向けた方策
上記テーマに向けた住民・権利者・民間企業参画に向けた取り組み
調査名 未利用地における体験学習林及び集約換地街区の利活用に関する検討調査
取組の概要 区画整理事業内の未利用地(斜面緑地)の自然緑地としての活用策を検討するため、地区内における動植物の調査を実施するとともに、有識者からのヒアリングや地域住民のワークショップ、児童参加の自然学集会を実施し、体験学習林の整備計画と実現に向けた検討を行った。
集約換地街区の高度利用に向けた方策を検討するため、申出換地意向のある地権者に利用形態についての意向調査を行うとともに、県内の民間企業に対して、当地区への進出に対するヒアリングを実施し、また、事業方法などについての勉強会を実施し、集約換地に向けた方法の検討や上物整備を進める上での条件検討やイメージプランの検討を行った。
取組内容
体験学習林計画においては、「自然環境保全の拠点機能」とともに「セカンドスクールとしての機能」や「生涯学習の場としての機能」を持たせる方針としていることから、地域における利用者である住民や小学生等を対象にモデル的な取組み活動を実施した。
(1) ワークショップ
体験学習林計画のコンセプト等が地域の利用者や、活動団体にとって有効なものであるのか。その他利用としての立場から望まれる機能等、整備計画推進に必要な地域住民や利用者からの意見やアイデアを整理するためワークショップを実施した。
◇実施日時:平成17年2月14日(月)
◇実施場所:浦添市港川学童クラブ
◇参 加 者:以下8名の参加があった。
(2) 自然学集会
現地において、自然学習の可能性やニーズ等を把握するため、自然学習会を開催した。当日は浦添市立沢岻小学校の協力を得て、児童を対象に自然学習会を実施した。
◇実施日時:平成17年2月15日(火)
◇実施場所:体験学習林計画地等
◇参 加 者:浦添市立沢岻小学校4年次児童約40人名を対象とし、講師1人を含む 大人8名の学習協力者の参加があった。
◇学習内容:「発見!浦添らしい自然環境」〜学校周辺の身近な自然を知る〜
集約換地街区の高度利用に向けた方策を検討においては、地権者の土地活用意向や、進出企業のニーズが不明であり、施設の整備方向性が定まらなかったことから、地権者と県内の民間企業に対する意向調査やヒアリングを実施した。また、企業要望等により事業方法についての勉強会を実施した。
(4) 地権者の土地利活用に関する意向調査
集約換地街区への申出希望者の、土地・建物についての利活用意向を踏まえ、換地設計におけるシミュレーションを実施した。土地・建物の共同利用や借地、売却等の地権者の意向に応じた換地設計の提案と今後の課題が明らかになった。
(5) 民間企業ヒアリング
事業の成立性の担保となる民間企業の、集約換地街区のPRと企業の参画条件を把握するため、ヒアリングを実施した。3月の段階で12社にヒアリングを実施し、進出方針や利用形態、その他の要望等があげられた。
(6) 民間企業勉強会
民間企業の要望により、PFIやまち再生総合支援事業についての勉強会を実施した。約20 社が参加し事業の具体化に向けた課題や要望があげられた。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
体験学習林計画においては、ワークショップ及び自然学習会の活動のなかで、提案した体験学習林について整備計画推進の根拠となるニーズ等が把握でき計画への反映を図るとともに、今後の検討すべき課題が明らかとなった。今後ともこのような取組みを継続的に実施することで、住民主導による管理・運営主体の移行が期待される。
集約換地街区においては、今後の具体化に向けた地権者や民間企業のニーズが把握でき、今後の課題も明らかになった。民間企業等においては、地区への高い興味と事業参画に向けた条件検討が進められていることから、勉強会等の継続的な実施により地区情報の提供と企業意向把握による事業推進が期待される。
応募団体名 沖縄県 浦添市
リンク  
部局/担当者名 都市計画部 区画整理課/下地節於
連絡先 TEL : 098-876-1234 内線4210
Emailアドレス : setsuo@8761234.jp
推薦団体名  
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〒100-0014 千代田区永田町1−11−39 永田町合同庁舎3階 TEL03-5510-2151