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日中都市間におけるビジネスマン相互交流調査 |
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福岡の認知度を高めると共に、日中ビジネスマンのネットワークを構築するツールとして、福岡を舞台とした中国人ビジネスマン向け人材研修プログラムを実施
【中国人ビジネスマン向け人材開発プログラムの概要】
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実施時期、期間平成17年2月28日〜3月14日(15日間)
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事業規模、対象となる研修生 青島市並びに山東省諸都市の市政府関係者、並
びに国営企業に勤めるビジネスマン11名
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研修生募集方法 山東省政府、並びに青島市政府を窓口として青島市内政府関 係者、及び企業より募集 |
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研修内容 中国人ビジネスマン向け座学型、企業内実地研修に加え、日本企業
のビジネスマンとの共同研修やビジネス交流会等を展開 |
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福岡市と中国沿岸部を中心としたビジネス交流は近年ますます深化しており、この関係をさらに活性化し、相互発展につなげていくためには、何らかの施策を展開していくことが必要である。(財)福岡アジア都市研究所では、その方策として中国人ビジネスマン向け研修事業に着目し、平成14年度から2カ年に渡り「国際化に伴う人材開発機能に関する研究」に取り組んだ。本調査は、これまでの研究成果をふまえ、福岡を舞台とした中国人ビジネスマン向け人材研修プログラムを行い、国際都市に向けての都市間の問題点を抽出し、今後のまちづくりの基礎資料とする目的で実施したものである。
プログラムは地場企業やわが国の産業資源に関心を寄せる海外企業から高い要請がある、ビジネス分野における実務レベルの人材開発機能に焦点をあて、座学型講義と企業視察を中心に構築した。
また、プログラム実施にあたっては講師料・通訳料・宿泊滞在費等事業運営に必要な費用の大部分を中国側に求め、研修生一人あたり20数万円の参加費を徴収した。 |
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福岡の魅力の再確認
福岡市の都市としての魅力やポテンシャルを理解してもらうためには、まず、福岡に来て、実際に福岡の街を見てもらうことが最も効果的であることが本調査であらためて立証された。今後、福岡に中国をはじめとした海外の人々をいかに「惹き付ける」かということが、福岡市の国際化戦略を考える上でも重要な要素であり、今回の研修生に評価された「自然環境」と「経済活力」は、海外の人を「惹き付ける」ための有効なコンテンツと考えられる。 |
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国際都市形成に向けた課題
今回の研修プログラムの中では、福岡市が国際都市をめざしていくうえで対応すべき様々な課題も得ることができた。例えば以下のようなものである。
(1) 案内表示の外国語標記をはじめとした外国語対応 (2) 食事面での課題 (3) 外国通貨の両替の問題 (4) 公共交通利用の問題 |
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福岡市 |
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GATEWAY アジアのビジネス交流拠点福岡
http://www.city.fukuoka.jp/investment |
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経済振興局投資・交流推進部国際経済課/高橋 誠 |
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TEL : 092-711-4339
Emailアドレス : kokusaikeizai.EPB@city.fukuoka.jp |
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