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那覇市を中心とする本島中南部地域は、交通渋滞が深刻な問題となっている。質の高い観光・リゾート地の形成や、県民の生活向上、産業の振興、交流の活発化、都市機能の維持・発展のためにも、定時定速の公共交通基幹軸を骨格とする都市交通網を形成する必要性がある。平成15年8月に開通した沖縄都市モノレールは多大な整備効果を発揮している中で更なる利用促進に向けて、沖縄本島を縦貫する沖縄自動車道までの延長が検討されており、有機的な結節が望まれている。このため、その結節部に、ミニバスターミナル、パークアンドライド駐車場などを備えた「複合交通結節施設」のあり方を検討し、交通利便性の向上や都市再生への寄与等の整備効果や利用促進方策について調査を行った。 |