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地域ストックを活用した持続型市街地の形成
福岡県
地域ストックを活用し持続型市街地の形成を目指す
持続的住宅市街地形成の社会システムの実践的研究
大学の資源を活用した地域コミュニティ再生の社会実験
調査名 長寿命ストック型市街地形成の事業化調査
取組の概要  八幡地区は早くから産業都市として発展してきたが、現在人口の減少と高齢化が著しい。しかし長年の都市活動によって形成された都市ストックが整い、産業跡地への業務や教育・文化施設の集積など、新たな活性化要因も生まれている。
 本調査では、こうした地域資源を活用して持続型の市街地を形成するため、
 @長期的な視点からの市街地形成の方向性、
 A住宅街区開発地でのエリアマネジメントの仕組み、
 B大学の資源を活用したソーシャルキャピタル形成の試行実験
などを行った。  現在は、その成果を基に、桃園地区で長寿命ストック型街区の形成について、祇園町商店街において商学連携による地域活性化の活動に取り組んでいる。
取組内容
市街地形成の方向性の検討で、本地域は交通利便性に優れ、緑や公共施設も整い、隣接地に新たな就業施設も整いつつあることが判った。また、駅前再開発や桃園地区開発など良好な住環境整備を行った街区では、周辺地域からの子育て世代の移転も多くみられた。そうした検討から、同地区は持続型住宅市街地としての再生が可能であることを確認し、それに向けた基本構想の作成を行った。今後はその方策について、行政を初め地域関係者の理解を得る活動を行う予定である。
東田・桃園地区での住宅開発地をモデルにストック型街区形成の検討を行ない、そのための社会システムの仕組みを明らかにした。今年度は、桃園地区でのエリアマネジメントの試行適応と東田での長寿命型住宅の実現性について検討する。
祇園町商店街内に大学の活動拠点「祇園茶屋」を開設し、商学連携活動を行ったが、学生と商店街関係者との連携強化、商店街への学生の関心の高まり、学生への実学教育活動の促進などの効果があった。今後は「祇園茶屋」の機能と施設の充実をはかり、その活動を強化していきたい。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
本調査のワークショップ活動を18年度3回開催したが、本委員会委員のほか、商店街・開発企業関係者、自治体・大学関係者など毎回40名以上が討議に参加し、各分野の関係者のコミュニケーション形成に効果があった。
本調査活動費を使った社会実験拠点「九国茶屋」は、12月〜2月まで開催され、述べ来店者585名、ゼミ実施回数10回、店舗売上30万円で、商店街の活性化、大学と商店関係者との連携強化、学生への実学教育活動の面で成果があった。
「住民および学生の地域社会に対する意識調査」他2件の調査を行い、延べ447名からの回答を得、同地区のまちづくりに関する基礎的なデータを得ることが出来た。
また、東京で開催の日本プロジェクト産業協議会ストック型街区勉強会を主導し(8回開催)、持続型市街地形成の全国展開に向けた活動基盤の形成に貢献した。
法政大学地域研究センターより「祇園茶屋」での活動に対し「18年度イノベーティブ・ポリシー賞」を受賞し、全国の大学関係者との連携強化が図られた。
応募団体名 学校法人九州国際大学 次世代システム研究所
リンク
部局/担当者名 五十嵐 健
連絡先 TEL : 090-4660-0969
Emailアドレス : tksigarashi@ybb.ne.jp
推薦団体名 北九州市  
計画の概要
八幡地区の長期構想
交流拠点「九国茶屋」
調査対象地の概要
(C) Copyright : 内閣官房 都市再生本部事務局
〒100-0014 千代田区永田町1−11−39 永田町合同庁舎3階 TEL03-5510-2151