|
「唐津」アジアの奥座敷プロジェクト実践調査報告書
|
|
我が国においてビジット・ジャパン・キャンペーンなど外国人旅行者の誘客策が講じられており、地方においてもその役割を担うことが求められている。
中国をはじめとする経済発展が著しいアジアの大都市の企業家は、我が国高度経済成長期のビジネスマンさながら、裕福でありながら、日々仕事に追われており、日本の豊かな自然、文化、食は、そうした彼らにとって、癒しを与えてくれる魅力ある資源となっている。
唐津市は、アジアの大都市に地理的に近く、歴史的にも、アジアの奥座敷となりうる資格が十分にある地域である。
観光ニースが多様化し始めたアジアの奥座敷となるべく唐津の観光戦略プログラムを策定し、その実施の手がかりにしようとするものである。
|
|
1 | 外国人マーケティング調査
アジアからの観光客、福岡等に居住するアジアからの留学生4人を対象に、日本(唐津)に対する観光マーケティング調査等を行なった。
|
2 | マーケティング調査結果の整理・分析(検討委員会の開催)
観光に対する意向等を性別や年齢別毎に整理し、アジアからの観光目的地としての唐津の魅力や弱点を分析した。
|
3 | 「アジアから唐津への誘客」をテーマにした討論会の開催
調査結果を基に、外国人及び受け入れ側である唐津市内のホテル、観光関係者、NPO等による150人程度の討論会(シンポジウム)を実施し、観光資源の課題を探るとともに、唐津をアジアの「奥座敷」としてイメージ化、規格化、ブランド化する方向性、外国人の受入体制の整備等について検討した。
|
4 | アジアの奥座敷ブランド化に向けた戦略プログラムの作成
唐津をアジアの奥座敷としてブランド化する方策、九州大学等へ研究に訪れた外国人の唐津への誘致等、アジアからの観光客誘致を図るためのソフト及びハード面における具体的な戦略プログラムを作成した。
|
|
|
|
1 | 九州産業大学・韓国東亜大学(特別講義)による観光地調査
「唐津」アジアの奥座敷検討委員会の委員であった九州産業大学教授により韓国人大学生20名、日本人学生30人による観光地調査を唐津で実施された。国際観光地としての唐津の弱点や方向性について報告を受け、今後の観光地づくりに生かしていく。(平成19年6月実施)
|
2 | 国際交流協会の設立
合併後の新市全体としての国際交流支援組織が設立された。(平成19年2月設立、15団体が加入・会員数約300人)
|
|
|
|
特定非営利活動法人 NetworkStationまつろ
|
|
NetworkStationまつろ
http://web.people-i.ne.jp/~matsuro/
|
|
理事長 岩本 真二
|
|
TEL :
0955-70-0303
Emailアドレス :
npo-nsm@vc1.people-i.ne.jp
|
|
唐津市 (担当:総合政策部企画政策課)
|