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全国都市再生の推進
観光地青島の再生を!
宮崎県
観光マーケットにおける青島の現状把握
観光客、旅行業者のアンケート調査によるニーズ調査
地域が一体となった取り組み
調査名 青島地域活性化の検討調査
取組の概要  青島地域は、本県が新婚旅行ブームに沸いた昭和40年代までは、美しい景観と青島神社や青島海水浴場などを擁し、日本を代表する観光地として地元の経済を支えてきた。しかし、現在では衰退が進み、往時の勢いは見る影もない。そこで、観光地青島の再生を願い、地域住民を中心とした組織を設立し自主的な取組みを始めたところである。本調査では、今日の観光マーケットにおける青島の現状や課題、観光客のニーズなどを把握・検証し、青島地域活性化の戦略の立案に資する。
取組内容
 青島地域は、本県が新婚旅行ブームに沸いた昭和40年代までは、美しい景観と青島神社や青島海水浴場などを擁し、日本を代表する観光地として地元の経済を支えてきた。しかし、現在では衰退が進み、青島海水浴場の入り込み客数は昭和49年の約136万人に対し、平成17年は約18万人に激減した。さらに、平成17年末に一部開通(平成20年3月全線開通)した国道220号青島バイパスは、青島地域中心部を迂回するルートに当たるため、旧道の交通量は開通前の3分の1まで激減し、沿道サービス業を中心に地元観光業者は一層危機感を感じている。
 そこで、観光地青島の再生を図るため、青島地域のホテル・旅館に宿泊した観光客に対し、青島地域の観光の現状評価や観光客のニーズなどを把握するための着地アンケート調査を実施した。また、実際に観光客を送客している旅行業界対し、青島観光に関する現状や課題などの聞き取り調査を行った。さらに、青島観光の課題の1つである駐車場について利用者に使いやすいと思えるような駐車場の在り方を検証した。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
モデル調査の実施過程で顕在化した課題は以下のようであった。
青島地域の観光に不足しているものは、「体験・感じる」という要素であり、観光客の満足度を高める努力が不足している状況が浮き彫りになった。
観光地としてまち全体の活気が出るような仕掛けや体制づくりが求められる。具体的には、地元の企画や調整、PR、受け皿づくり、旅行代理店などとの連携が必要になる。
駐車場について、量的には問題ないが、案内がわかりにくいという課題があり、地区全体の駐車場情報を提供する対応が必要になる。
これらの課題を踏まえ、ご当地メニューの開発、キャンドルライトアップイベント、スピリチュアルモーニングツアー、アートイン青島などのソフト的なプロジェクトを実施したところ、観光客のには非常に好評であり、地元住民の活気につながった。また、旅行業者からの引き合いも出はじめるなど、プロジェクトの継続実施に向けて地域が一体となって動き始めている。
応募団体名 宮崎市
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部局/担当者名 観光課 主査 図師伸一
連絡先 TEL : 0985−21−1791
Emailアドレス : 17kankou@city.miyazaki.miyazaki.jp
推薦団体名  
 
 
 
 
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