東京一極集中のリスク(首都直下型地震、新型コロナ感染症など)
新型コロナウイルス感染症の感染状況が連日報道されていますが、やはり東京など都市部での感染者数の拡大が目立っています。それに伴って、人口が集中し、電車通勤などで密集しやすい都市部の感染リスクを避けたいと思う人も増えてきています。
都市部で生活していく中でのリスクは、新型コロナだけではありません。防災の基本方針など防災にかかわる国の重要な問題を審議する中央防災会議は、人口が集中している東京圏で首都直下型地震や、富士山の噴火などの巨大災害が発生した場合、広い地域で非常に多くの住民が被災しかねないことや、企業などの経済活動に大きな支障が出てくることを指摘しています。
このようなリスクや被害をなるべく小さくするためには、人口や経済活動の東京圏への一極集中を是正し、人も企業も地方に分散することを検討する必要があります。
(2020年10月公開)
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