移住のための交流イベント お気に入りの地域の見つけ方
「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア」(主催 一般社団法人 移住・交流推進機構、JOIN移住・交流&地域おこしフェア実行委員会)が12月7、8日の2日間、東京ビッグサイトで開催されました。「ここからはじまる地域とのつながり」をテーマに全国から約300の自治体が出展し、移住に関心のある人たち3358人が来場しました。

会場に入ると、自治体の「移住・交流相談ブース」や「地域おこし協力隊募集ブース」、ワーケーションやふるさと納税について紹介する「関係人口ブース」、地域活性化に取り組む企業のサービスがわかる「企業ブース」など多彩なブースがずらり。カラフルなのぼりや各地の特産品、ご当地キャラクターの着ぐるみなどが迎えてくれ、まるでお祭りのようです。
「直接相談できる!「移住・交流相談ブース」280自治体が出展
「移住・交流相談ブース」では、2日間でのべ約280の自治体が出展。来場者は各自治体の担当者に直接、地域の魅力や生活環境、仕事のことなどを相談できます。お目当ての自治体ブースに駆け込んで熱心に話を聞く人や端から順にチェックする人など、訪れる人は様々で、人気のブース前には人だかりができていました。
年齢層は20代から50代までと幅広く、一人で参加する人もいれば、友人同士、親子連れも。移住があらゆるライフスタイルの局面で、選択肢の一つとして浸透していることがわかります。
「いいかも地方暮らし」もブースを展開
今回初めて内閣府も、「いいかも地方暮らし」について直接PRを行うためにブースを出展しました。何から始めたらいいのかわからない、といった移住に関心のある来場者がブースに訪れ、移住支援金について調べたり、移住者インタビューの記事を検索したりと好評でした。ブースで配布したパンフレット「移住のてびき」は、たくさんの人が持ち帰っていました。

一人で訪れた40代の女性は、「移住に関心があり、数年以内にできたらいいなと思っています。特に気になるのは住まいや仕事のこと。今日はブースを回って自分にあった地域はどこなのかじっくり検討したいと思います」と話していました。
また家族連れの20代男性は、「まだ具体的な地域も決まっておらず漠然としていますが、地方での古民家暮らしに憧れています」と、各ブースでもらったパンフレットなどを両手に抱えながら話していました。


イベントに参加すると、幅広く情報収集ができるのはもちろん、自治体の方と直接話し、その地域の雰囲気やリアルな声を知ることができ、移住先での生活がイメージしやすくなります。こだわりのポイントなどを比較検討しながら、お気に入りの地域を見つけてはいかがでしょうか。

(2024年12月取材)
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